【構築紹介】
基本選出で比較的広い範囲に安定するようなサイクルパーティを作りたいと思った。カプZを持たせたカプ・レヒレと技範囲を広くとったメガメタグロスは多くの相手に選出して行けると思い下記の先駆者の記事を参考に構築を練ることにした。
(無断転載ですので問題があれば削除します。)
クッションとしてゴツゴツメットを持たせた霊獣ランドロスを添え、カプ・レヒレ+メタグロス+ランドロスを基本選出とし、周りを固めた。
構築名の由来は
安定?→安定感のある構築を作ったつもりが思念の頭突き、自然の怒り、毒々の命中不安に泣かされることが多く安定とは言い難かったためクエスチョンマークをつけた。
鉄拳→メタグロスのグロウパンチ、ミミッキュのドレインパンチなどの格闘技から。
【個別紹介】
カプ・レヒレ@カプZ
特性:ミストメイカー 性格:臆病
175(236)-x-138(20)-103-150-150(252)
ムーンフォース/潮水/自然の怒り/挑発
H振りポリ2がカプZ+潮水で確定(HDだと潮水を耐えられるので挑発との択になる)
S:最速 準速ミミッキュ抜き抜き
構築の軸となる一匹。広い範囲を見れるようにカプZを持たせた。
一致抜群技でもだいたい一発は耐えるので大きなだし負けが少なく、こまったら初手に投げていた。有利対面で相手の引き先にカプZを打ち込むことができれば試合をかなり優位に進めることができた。挑発で回復を阻害できないポケモン(再生力等)やナットレイを見ると選出しづらかったがそれ以外にはかなり信頼して選出していた。でも素の自然の怒りは当たらない。
カプZで削った後に後述のメタグロスのグロウパンチで起点にしたり、速い相手はバレットパンチで処理したりできたのでレヒレグロスの並びはシンプルに強かった。
メタグロス@メガストーン
特性:クリアボディ→硬い爪 性格:意地っ張り
175(156)-202(148)-172(12)-x-131(4)-154(188)
抜群グロウパンチ+A1段階上昇半減バレットパンチで無振りゲッコウガが94.92%
準速100族抜き抜き
単騎メガのためできるだけ多くの相手に選出できる技構成で採用したかったのでこちら記事を参考にした。
無断転載ですので問題があれば削除します。
参考にした記事は耐久を厚くしたものが多かったが 遅いメタグロスをつかいこなせる気がしなかったのでSを準速100族抜き抜きまで伸ばした。
グロウパンチは考慮されないことが多くハッサムを見ても選出して行けるなど戦略の幅をかなり広げてくれたと思う。
地団駄は思念を外した後や、グロウパンチを透かされたあとだけでなく眠りから覚めたターンなんかでも威力が上昇したりと7世代の最後の最後に知ることとなった仕様も多々あった。
ランドロス@ゴツゴツメット
特性:威嚇 性格:呑気
193(228)-165-155(244)-x-105(36)-99
地震/蜻蛉返り/めざめるパワー氷/毒々
グロスレヒレと相性のいい物理方面のクッションであり基本選出を担う一匹。
技構成は一致技の地震、サイクルを回す蜻蛉、ボーマンダに強くするためのめざ氷、毒々とした。
岩石封じがないとミミッキュに対面から勝てないのでミミッキュはランドロスをあと投げしてからとんぼ返りして+メタグロスorシャンデラで倒す。(岩石封じがほしい場面はめちゃくちゃあった。)
ボーマンダはめざ氷から入って羽根休めターンに毒を入れる。この時ミストフィールドに注意。
カバマンダガルドやガルランドには絶対選出。
ミミッキュ@気合いの襷
特性:化けの皮 性格:意地っ張り
131(4)-156(252)-100-x-125-148(252)
じゃれつく/ドレインパンチ/剣の舞/影うち
今更語るまでもない7世代の王。サイクルが回せそうにないときの対面選出の駒。
カプ・レヒレメタグロスミミッキュで対面的な選出をしたり、その他2匹でサイクルを回したあとの詰めとして選出した。
ドレインパンチを採用することで襷を持ちながら鋼に対する崩しも行え、初手に出して鋼を誘いメタグロスとの役割集中をかけることもできた。ステロで襷を削られても回復出来る点もよかった。
この枠に特殊受けを入れることができたらもっと綺麗な構築になっていたと思う。
ゲッコウガ@ノーマルZ
特性:変幻自在 性格:臆病
147-x-88(4)-155(252)-91-191(252)
破壊光線/悪の波動/身代わり/奮い立てる
HDドヒドイデに対しC+1ノーマルZが78.3~92.3%
基本選出のSラインが遅めなのですばやさのあるゲッコウガを崩し枠として採用した。
またゴースト技と毒々しか攻撃手段のないギルガルドに対し対面から変幻自在身代わりをすることで完封することが出来るためギルガルドを誘うメタグロスとの相性も良い。 崩し枠ではあるがどんなサイクルでも崩せるという訳では無いので相手の並びを見てから最終的にどのポケモンを通すか考えて選出する。
受け構築やギルガルドがいる構築以外になかなか選出できなかったところが少し弱かった。
シャンデラ@拘りスカーフ
特性:すり抜け 性格:臆病
141(44)-x-117(52)-190(196)-111(4)-139(212)
(ゴツゴツメットとあわせるとだいたいのABミミッキュが倒せる。)
オーバーヒートで無振りカプ・コケコが確定一発
オーバーヒートでH204D144テッカグヤが75.0%の乱数一発
A156ミミッキュのA+2影打ちが低乱数2発(6.2%)
準速スカーフロトム抜き
構築の最後の1枠を埋めてくれたポケモン。構築の中で貴重な炎枠兼スカーフ枠。
流行り?のミミッキュゲンガーテッカグヤに対してランドロスと組み合わせて有利に戦えると思い採用。耐久無振りのメガゲンガーや皮を剥いだミミッキュ、テッカグヤを上から倒せたり、オーバーヒートなどで拘ってしまってもゴーストタイプなのでメガゲンガーの影踏みにキャッチされなかったり、スカーフの隙をつかれて身代わりをはられてもすり抜けで上から倒せたりと色々な面で適任だと感じた。
他にもリザグロス軸やクレセバレルミミゴーリに強めで、すり抜けでオニゴーリを牽制できた点もよかった。
調整が活きる場面が多かったように思うがDL対策ができていないところが課題。
シャンデラを入れると少しおしゃれな構築に見える。かも。
【選出】
基本選出
サイクルが回せないときの対面選出
シャンデラを通す。
vs受け構築
ランドロスをクッションにしつつゲッコウガ、シャンデラ、メタグロスを通す。
【結果】
東雲杯 10-1 優勝 (予選6‐1 本戦4‐0)
ジョウトリーグ3位
以上となります。最後まで読んでいただいてありがとうございました!