あけましておめでとうございます。あおにしです。
シーズン25おつかれ様でした。
構築の完成度は高くありませんが最終2桁を達成できたということで執筆させていただきます。
【成績】
TN: あおにし (途中で違うTNも使ってます)
最高最終2020 最終61位
【構築紹介】
禁伝の中でもトップクラスの破壊力を持つイベルタル+受け(カバラキ)を使ってみたかったのでそこから組み始めました。
次にイベルタルミラーや、対面寄りの選出に組み込める襷欠伸ダルマモードヒヒダルマを採用しました。
さらに、カバラキで重いウーラオスやウオノラゴン、物理草タイプなどに強く、イベルタルという強力なダイマアタッカーで荒らした後の詰め筋となれる草食残飯滅びマリルリを採用。
最後にザシアンに強いポケモンを採用しようと思い何体か試した結果、1番しっくりきたヌケニンを採用。
以上で構築が完成しました。
構築を作る段階や対戦中に意識していたことは
・ステロ欠伸からイベルタルを通す。
・イベルタルのダイマから後続で受け切るor滅びの歌で詰める。
・受けポケモンが選出できない時はダルマイベルマリルリの対面選出で勝つ。
など。
禁伝ありダイマありの火力インフレ環境で完全に相手を受け切ることは(僕には)不可能であったため、受けコマはステロや砂ダメを相手に与えながら場を整えて退場させ、後続のイベルタルのダイマックスを通す展開が多かったです。
体感の選出率は
イベルタル(約99%)>ラッキー>カバルドン>マリルリ>ヒヒダルマ>ヌケニン
ダイマックス率は
イベルタル(約99%)>カバルドン、ヒヒダルマ(2回?)>マリルリ、ヌケニン(1回)>ラッキー(0回)
【個別紹介】
イベルタル@命の珠
特性:ダークオーラ 性格:意地っ張り
201-201(+252)-116(4)-135(-)-118-151(252)
ダブルウイング/不意打ち/鋼の翼/熱風
A:不意打ちで縛れる範囲を最大限に伸ばせるように特化。(陽気だとヒヒダルマが落とせない)
攻撃範囲重視の小学生イベルタル。
技構成は、A特化+珠補正で非ダイマックス時でもかなりの火力が出せる不意打ち、飛行のタイプ一致技としてダブルウイング、バンギラスやフェアリータイプに刺さったり、ダイアタック持ちの珠エスバに勝てるようになる鋼の翼、最後にダイジェット+ダイバーンでザシアンを突破できるように熱風を採用しました。
炎技を見せると物理技が警戒されづらくなり、逆に物理技を見せると炎技を切った行動をされたりしたので悪くなかったです。
最速にしていれば勝てた試合もありましたが、A特化の火力に助けられた試合もあったので最後まで意地っ張りのまま使用しました。
ラッキー@進化の軌跡
特性:自然回復 性格:腕白
345(156)-25-62(+252)-x-138(100)-70
地球投げ/卵産み/甘える/ステルスロック
(調整はどこかで拾ったのをそのまま使いました。)
特殊全般受け&ステロ撒き
イベルタルを警戒して初手にサンダーを投げられがちなので、そこに初手でラッキーを合わせてサンダーを引かせつつステロを撒くことが多かったです。
今回の構築ではイベルタルを展開する前に相手のサンダーを削っておく必要があるためラッキーのステロは切れない技でした。技スペ的には厳しかったですがカバルドンやヒヒダルマの欠伸とも相性が良かったので悪くなかったと思います。
地球投げ、卵産みは確定として、最後のひと枠には甘えるを採用しました。
起点回避の他にも、数的有利を取って甘える連打で逃げ切ることができたりして強かったです。
ステロを抜くことができるなら電磁波を入れていたと思います。
カバルドン@アッキの実
特性:砂起こし 性格:腕白
215(252)-132-187(+252)-x-93(4)-57
地震/氷の牙/欠伸/怠ける
エースバーン、ランドロス、カイリューなどの物理を受けることや、ラッキーのステロからの欠伸ループで場を整えるのが仕事です。
ラム持ちのランドやカイリューで無理やり積んでくる人が多かったのでそういう対面は欠伸よりも氷の牙を選択することが多かったです。
試合の序盤から砂ダメやステロダメで相手をイベルタルの不意打ちやダイマックス技の圏内に押し込むことを意識して動かしました。
HBに振り切ると特防方面がペラペラすぎてびびりました。
ヒヒダルマ@気合いの襷
特性:ダルマモード 性格:陽気
通常時:180-192(252)-75-x-76(4)-161(+252)
ダルマ:180-212(252)-75-x-76(4)-205(+252)
氷柱落とし/地震/欠伸/堪える
対面選出要員。
主に初手に投げて欠伸を入れ、相手の選出を確認しつつイベルタルの邪魔になりそうな相手を削るのが仕事。のはずが相手の立ち回り次第では2体くらい持って行ってくれることもありました。
見た目の圧力から相手が初手ダイマックスを切ってきた場合は欠伸→堪えるで眠らせて安全にイベルタルへと繋ぎました。
堪えるは確実にダルマモードへと変化するためにも使えたりと思わぬところで役立つことも多かったです。この枠に腹太鼓を搭載している型も存在しますが、この構築での崩しはダイマイベルタルや滅びマリルリで充分間に合うと感じたので最後まで堪えるで使用しました。
マリルリ@食べ残し
特性:草食 性格:呑気
201(204)-x-138(204)-80-113(100)-49(-)
渦潮/ドレインキッス/守る/滅びの歌
ラス1滅びで勝てる範囲を広げるためにS0個体
トップ10禁止ルール以来の採用。(当時の個体を使用したため調整は諸説)
カバラキで重いウーラオスやウオノラゴン、テッカグヤなどをなんとなく誤魔化したり、ダイマイベルタルで2体持って行った後滅びの歌で試合を締めたり、イベルタルを通す上で邪魔になるドヒドイデを誘殺したりと構築の穴を埋める活躍を見せてくれました。
前述した襷ヒヒダルマのHPが1でも残っていると滅びの歌→守る→ヒヒダルマ切り→守るで1体持っていくことができるので噛み合っていました。
ヒヒダルマ+イベルタル+マリルリと選出することで対面性能と崩し性能を両立した選出をすることができました。他にもイベルタル+マリルリ@1で多くのポケモンと組み合わせて選出しました。
ヌケニン@厚底ブーツ
特性:不思議な守り 性格:寂しがり
1-156(+252)-x-x-x-92(252)
ポルターガイスト/鬼火/堪える/影撃ち
BD:ダウンロード調整のみ行ってあとは適当。
普通のヌケニン。
ザシアンをメタる枠として採用。普通にスカーフメタモンでも良かったと思いますが、ダルマがスカーフを持っていないことがバレるのが嫌だったのと、ロトムやラグラージにダルマで欠伸を入れた後ヌケニンを投げるとボルチェンやクイタンを透かして眠らせられるのが面白かったのでヌケニンにしました。
カバルドンと同時採用することでゴーグル持ちに見えるのか、やたらとステロや毒菱を撒かれました。(カイオーガだけをヌケニンで見たいときしかカバルドンと同時選出しなかったので味方の砂は特に困りませんでした。)
この枠に何を入れても対ザシアンには安定しなかったのでそこが1番の課題です。最終日は対ザシアンの勝率が体感50%くらい。2桁以上のザシアンにはほぼ順当に負けました。
重めなジガルデやゼルネアス強めなところは偉かったです。
【選出】
基本選出。ステロ→欠伸→イベルでダイマックス。
@1 or
イベルの初手ダイマがとまらなさそうな時。
受けポケモンが出しにくい時。欠伸で対面操作→イベルタルでダイマックス→滅びの歌で詰める
対ザシアン用の選出。ラッキーを組み込めるようにしないとダメだったんだろうなーとシーズンが終わってから思った。
その他臨機応変に。
【重いポケモン】
ザシアン:綺麗な選出ができないのでキツい
レヒレ+サンダー等:挑発などを絡めながらラッキーを削られてしまうと裏のサンダーがどうしようもなくなる(相手視点あまり見えていないのかあまりやられなかった)
身代わりメテオビームカグヤ:ただの宿木型だとマリルリで流せるがメテオビームがあるとキツい。
ムゲンダイナ:一度ラッキーを投げて型を判断してそのままラッキーで相手したり、マリルリで流したりしていたが技構成次第ではどっちもやられる。
他にもいると思うけど思いついたのはこれくらいでした。
【あとがき】
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